TELEHOUSE ウエスト
- 開業:2010年4月
- コロケーションスペース:19,000m²
- ラック当たりの平均電力:2〜10kW
- 4つの電力システムにより個別系統で各建物へ接続
- 発電機(8×)及び冗長構成(N+1)を確保
- UPSバッテリー(N+1)使用(15分間稼働可能)
各国データセンターのリスクをまとめたガイドブック「Data Center Risk Index 2013 (DCRI)」によると、世界の最も重要な30の市場の中で、英国は、データセンターを置く上でもっと低リスクな国としてがランクインしています。国際インターネットの通信容量やデータセンターの障害復旧力、安定した政治、ビジネスの容易さなどの点で高く評価されており、近年、英国データセンター市場はアメリカ西海岸に次いで世界第2位の規模と推定されています。ロンドンは英国の全データセンターの49%が置かれており、重要なデータセンターハブとなっています。
TELEHOUSEは1990年より英国でデータセンター事業を開始し、TELEHOUSEノースは欧州で初めてのデータセンター専用に建設された建物によるデータセンターです。1994年よりロンドンインターネットエクスチェンジ(LINX)の本拠地があり、世界で重要なインターネットハブの一つとして重要な役割を担っています。今日、TELEHOUSEは、英国に4つのキャリアニュートラルなデータセンターを展開しており、金融、IT/ホスティング、メディア/ゲーム、通信事業者など様々な業界の重要なシステムをお預かりしています。
TELEHOUSEロンドンデータセンターは国際インターネットネットワークの中心であるだけでなく、 欧州初のキャリアニュートラルのコロケーション施設、更にはロンドン・インターネットエクスチェンジ(LINX)の拠点にもなっています。ロンドン東部のドックランドにTELEHOUSEノース(1990年開業)、TELEHOUSEイースト(1999年開業)、TELEHOUSEウエスト(2010年開業)、 ロンドン都市部のシリコンラウンドアバウトにTELEHOUSEメトロ(1997年開業)があります。 KDDIヨーロッパと連携し、マネージド・サービスや統合通信サービス、仮想サービス、コンテンツ管理、システムセキュリティサービス、災害復旧サービスなどを同一サイトで提供しています。
欧州のインターネットトラッフィックの82%及び大西洋のインターネットトラッフィックの60%以上がTELEHOUSEロンドンを通過しており、TELEHOUSEロンドンデータセンターは英国最大のインターネットハブとして、また国際インターネットネットワークのバックボーンとして知られています。
TELEHOUSEノースが開業した1990年は2キャリアのみ利用可能でしたが、現在は400以上ものキャリアやISP、ASPと接続が可能です。都心とカナリー・ワーフ(Canary Wharf)に近いことから、低遅延接続を実現、為替取引や重要取引を行う上で最適な場所です。
主要変電所に専用線で接続している英国唯一のデータセンターです。クーリング機能を備えた主要変電所(総容量50MVA)をロンドン ドックランド敷地内に保有。冗長性(N+N)を確保した2ルート(132kV)で英国のエネルギー会社であるNational Grid社に直接接続しています。ロンドン市内では、電力及び電気不足への不安が高まっていますが、TELEHOUSEでは、急成長するお客様に十分な電力をを供給いたします。
警備員の24時間配置、ICカードやシステムによる入退室管理、CCTVによる監視など、最高レベルのビルセキュリティを確保しており、敷地内には441個ものカメラで24時間監視しています。また、お客さまはご要望に合わせ、24時間いつでも技術サポートをご提供いたします。また、お客様がデータセンター内設備にアクセスすることも可能です。
TELEHOUSEロンドンデータセンターは以下の認証を受けています。